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借りた本を読んでいて

「エアコンのいらない家」山田浩幸(11.07) 要約すれば10ページで語れることを150ページも使っている。要は、南側が開放的な土地を取得し、南に窓を大きく取った家を建て北側の上部にも大きめの窓か換気口を設けて、しっかりと風の通り道を作れというだけのことなのだが、でもこれってダメだよね。一言も花粉症対策について言及がない。いまどきは窓を開けたくても開けられない人間が増えているんだからさ。そんな家族は一体どうすればイイのだ。読んでいてずーっと気になった。
「天災と復興の日本史」外川淳(11.05) 約千年前に今回の東日本大震災と同規模の津波があったという話は震災後に聞いた。千年に一度なんだから今回の災害は想定できなかったのもやむを得ないという言い方もよく耳にしたが、この本を読むとそんなことはなくて、百年に一度は日本のどこかで大きな地震が発生し、火災や津波、土石流などで多くの人命が失われていた。この災害列島のニッポンのどこに「想定外」で済まされる余地があったのかと、この本を読んで実に不思議に思った。
 確かに、千年に一度に備えるのではとてつもなく費用がかかり、また整備する防潮施設なども普段は邪魔なだけだから、100年に一度程度に備えれば十分という発想も分からなくもないが、ただ目の前で千年に一度の大災害に遭遇してしまったのだから、その対応を怠るわけにはいかない。沿岸部の道路のかさ上げと高台への住居の移転は不可欠だと思う。生産性の低い漁村にそんな投資が必要かという声はよく分かるし、人工地盤などの過大な投資はいらないが、でも沿岸道路のかさ上げは有効だと思うし、住居もなるべく後方の高台に移転した方が良い。坂を上り下りするたびに恐ろしかった津波を思い出してほしい。
 また蛇足ながら、海沿いに建つ石巻市民病院は現地改修案と内陸移転案で揺れているが、現地にとどまるのなら2階まではただの病室にして、上層階に治療室や手術室、非常用発電装置や給油タンクなどを設置しなおすべきだ。一番いいのは内陸部へ移転して日赤病院とその機能を上手に分担できれば良いと思う。
「なぜ経済予測は間違えるのか」デイヴィッド・オレル(11.02) この本を絶賛する書評を読み借りてみたが、なんか読み進むことが難しくて、うまく理解できなかった。マクロ経済オンチだからだろうか。正直言って、だからなんなんだよ、という感じがする本だった。 
「木暮荘物語」三浦しをん(10.11) すごい人気で借りるまでに半年かかった。古い木造アパートにかかわる様々な人たちの本音が章ごとに一人称で語られていくのだが、読後感はあまりよろしくない。人間の本性なんて書かれているようなモンだろうが、改めて指摘されたくない。そっとしておいてほしい、と言いたくなった。
「カイウスはばかだ」ヘンリー・ウィンターフェルト(68') 古代ローマの発掘遺跡の壁に「カイウスはばかだ」という落書きがあったというニュースにヒントを得て書かれた本。作者はドイツの児童文学者。ケストナーの「飛ぶ教室」のような大人も感激させるような話ではありませんでした。子ども用です。

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Author:yyrn
戌年生まれ。南小泉で生まれ育ち、結婚して榴ヶ岡で賃貸暮らしを始め、子供が生まれて仙台の北の丘陵地帯に移住。強烈な宮城県沖地震を経験し、あまりモノには固執しなかったはずが、一生アパート暮らしも淋しいかと13年前に北の丘陵地帯に中古の家を購入。そこで庭いじりでもしているハズが3月11日に大震災を再び経験。幸い家族や我が家には被害はなかったが2万人が亡くなった大震災だ。この経験を無駄にしてはならないのだが・・・・
*写真は震災前の網地島の白浜海水浴場

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