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シャッター街

 神戸の三宮での仕事を終わらせてから部長と別れて一人で長田区に行ってみた。
 18年前の阪神淡路大震災で大きな被害を出した長田区は大きなビルやきれいな商店街が出来上がったが、残念ながら商店街はシャッター通りとなっていて大規模な再開発は失敗だったと聞いていたので、それを自分の目で確かめたかったのだ。

 一番大きな「大正筋商店街」はとてもきれいなアーケード街だったが、確かにシャッターを閉じている店が多かった。午後6時前後なのに歩いているのは近所に暮らす普段着のおじちゃんやおばちゃんたちか、子どもを自転車に乗せて日常品を買い物するお母さんたちばかりで、それならこんな立派なRC構造のアーケード街にする必要もなかっただろうになと思えるのだった。おそらく家賃が高い、共益費も高いというのがシャッター街が広がっている理由なのだろうが、それに見合うだけの収入が得らるような商いの形態にはなっていないようだった。ファッショナブルな商店街を想定した計画者と従来からの日用品の店を再開したい被災者との思い違いが大きすぎたのかもしれない。
 店の半分近くが閉まっている商店街を目の当たりにすれば少々の手段では解決が難しいことは誰にだってわかる。いっそのこと若者にタダで空き店舗を貸して日常的に若者が集まるにぎわい空間を作り出してみればイイのに、などと部外者は勝手なことを思うが、当事者にしてみればそう簡単には踏ん切りもつかないだろう。誠に残念な都市空間だ。仙台でいえば、昔ながらの町並みが残る長町に一番町のファッショナブルな店舗群を突然持ってきたような違和感がある、とでも言えばそのアンバランス感が伝わるだろうか。
 ちなみにココの商店街で驚いたのは、商店街自体が二階建てになっていて二階の店舗群が回廊で横につながっていることだ。行きは普通に一階の店舗群を見て回り、帰りは二階に上がって上の店舗群を見て回るということができるのだ。コレは非常に面白い構成だが、如何せん面白いと思ってくれそうな若者がいない。誠にもったいないことだ。神戸市よ、なんとかしたらどうだ。企画コンペでも開いて民間からイイ知恵を出してもらったら。

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Author:yyrn
戌年生まれ。南小泉で生まれ育ち、結婚して榴ヶ岡で賃貸暮らしを始め、子供が生まれて仙台の北の丘陵地帯に移住。強烈な宮城県沖地震を経験し、あまりモノには固執しなかったはずが、一生アパート暮らしも淋しいかと13年前に北の丘陵地帯に中古の家を購入。そこで庭いじりでもしているハズが3月11日に大震災を再び経験。幸い家族や我が家には被害はなかったが2万人が亡くなった大震災だ。この経験を無駄にしてはならないのだが・・・・
*写真は震災前の網地島の白浜海水浴場

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