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借りた本・読んだ本

「感情をコントロールする技術」岩隈久志(13.05) 投げた試合の話とか、メジャーリーグの裏話などを期待したが、そんなことは書いておらず、岩隈投手が野球を通じて感じたことを啓発本のように書いているのだった。う~ん、つまらん。なぜ野球選手に人生の指導を受けなければならないのか?精神さえ強ければ勝てるのか?成績を残せなくてもこんな本を出したかったのか?成績を残せたから出してもらえたのだろう。だったら技術のことを書くべきだよ。
「江戸の都市プランナー」小林信也(13.01) 江戸時代、町の行政全般をつかさどっていたのは町奉行などの武士ではなく、名主(なぬし)と呼ばれる町内組合の代表者たちだった、ということをこの本で知った。その名主の中でも特に優れた、実質的に江戸の町を治めた名主・熊井理左衛門について書かれた本だが、数々の町づくり事業を行ってきた理左衛門が、なぜ歴史に名を残さなかったのか。徳川幕府が残した膨大な書類を丹念に解読してその理由に迫るとともに、行政が中心の現代の町づくりとは大きく異なった江戸の町づくりの面白さ、巧みさ、そして危うさがよく分かった。
「紫式部の欲望」酒井順子(11.04) すごく冴えているエッセイだと思う。日本人なら誰でも知っている「源氏物語」を素材に「女の本音をえぐり出す」という得意技が炸裂する。その観察力の鋭さに感心するし、千年前も現代も人間の本質は変わっていないことを非常にうまく現代に置き換えて解説してくれるが、でもやっぱり、私は作者を好きになれない。人のアラを探すことに長けているようで、なんかイヤなのだ、たぶん。
「有栖川有栖の鉄道ミステリーの旅」有栖川有栖(08.06) 列車に乗るのが大好きな作者が日本のあちこちを乗り歩いたときのエッセイ集だ。大阪の環状線の話やモノレールの話には私も大いに興味を惹かれたので今度、関西に出張したら絶対に乗ってやろうと思った。江ノ電にももう一度乗ってみたいな。
「大君の通貨 幕末円ドル戦争」佐藤雅美(00.04) 読んでいてイヤな気分になった。少々強引だが日本を近代国家に導いてくれたと思っていた外国人は、実は日本を食い物にしたフテー野郎たちだった。討幕の原因は、外国からの武力による開国圧力というよりも開国により私利私欲に走った米国総領事のハリスや経済的知識に欠けた英国公使のオールコックらと、適正な外貨との交換(金銀交換の比率)を十分に理解していなかった幕府高官たちのミス・リードによって生じた経済失策のせいだったとこの本はいうのだ。不適切な交換レートの設定が小判の流出を招き、それを阻止しようとして小判の金含有量を少なくしたことが通貨価値の下落、つまりは物価の高騰を招き、武士層の生活を苦しめて、その不満が全国に広がって倒幕へ向かわせたのだという。またそれにより幕府の資産は著しく目減りして倒幕勢力に対抗するために必要な軍資金も底を尽き、265年続いた徳川幕府に幕が下りた。開国の教訓は、経済戦争に負けてはならないということか。2番じゃダメなんだな。頑張れニッポン!

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Author:yyrn
戌年生まれ。南小泉で生まれ育ち、結婚して榴ヶ岡で賃貸暮らしを始め、子供が生まれて仙台の北の丘陵地帯に移住。強烈な宮城県沖地震を経験し、あまりモノには固執しなかったはずが、一生アパート暮らしも淋しいかと13年前に北の丘陵地帯に中古の家を購入。そこで庭いじりでもしているハズが3月11日に大震災を再び経験。幸い家族や我が家には被害はなかったが2万人が亡くなった大震災だ。この経験を無駄にしてはならないのだが・・・・
*写真は震災前の網地島の白浜海水浴場

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