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借りた本・読んだ本

読書感想をだいぶ溜めてしまった。

雑誌『pen(7/15)ゴジラ完全復活!』(14.07) 新作のハリウッド製「ゴジラ」について知りたかったので読んでみた。怖い「ゴジラ」がCGで復活するらしい。地球外生命体との戦いが、結果として地球を救うというシナリオは昔からあったが、それは二番煎じとは言わず、オリジナルに対するリスペクトなのだそうな。ふ~ん、リスペクトねえ。ゴジラは人類の手におえない厄介者だが、ゴジラがいなくては他の巨大生命体と渡り合うこともできない。いてもいなくても困る存在。ゴジラはまるで原発のようだと誰かが言っていたが、そうかな?ゴジラはコントロールできなくても原発はいつかできるのでは?
「梅干と日本刀」樋口清之(14.06) 昔、中学・高校時代に、この人の本をよく読んでいたので非常に懐かしかった。復刻版が出たと知り早速手に取ったが、今読むと戦後の欧米に追いつけ・追い越せという世相の中で、日本的なモノがすべて時代遅れというレッテルを貼られて切り捨てられていくのが、歴史学者として我慢ならなかった、という気持ちはよく分かる。しかし、それにしても日本人の「知恵」を持ち上げすぎていないか。日本刀の切れ味も、発酵食品や「うまみ」成分の発見も、高床式住居の日本家屋も、四季があって多湿の風土が生み出した、言うなれば地勢上の必然だったと私などは思うのだが。
「南島小説二題」いとうせいこう(14.06) 南の島に対する憧れを持つ人は多いと思う。私もその一人だ。この本はフィリピンのとある小島のうら寂しいリゾートビーチで、バンガローを借りて休日を過ごそうとする若い小説家が、その単調な生活の中で夢想する物語を毎日「手紙」という形で綴ってゆく話だ。綴りながら、いつしか作家が空想した人物や場面が次々と現れて、空想と現実が混然となったまま帰国する日を迎えてしまう・・・とまあ、南国の雰囲気を楽しむには良い本だが、最後がハッキリしない。余韻を楽しめる人には良いだろうが、白黒ハッキリつけたい人は、チョッ怒るかも。
「SFを実現する 3Dプリンタの想像力」田中浩也(14.05) 読みながら近い将来、電子レンジのように一家に一台3Dプリンターがある時代が来ることを夢想した。そこでは新しい形の家内制手工業が生まれて、地方も再び活気づくのではないか。特に作者が言うように材料に地場のモノを使って『作る』ことが意味あることのように思われた。ガンバレ、ものづくりニッポン!日本の住宅事情ではなかなか「ガレージ」などは持てないが、この3Dプリンターがあれば、自室で色々なモノが作れそうだし、なんかワクワクしちゃうなあ。
「あの日、僕は旅に出た」蔵前仁一(13.07) 高度経済成長社会の上げ潮のムードの中で日本人全体が躁状態になっていた時代。行ったことのないところに行ってみたいという連中がそこかしこにいた70年代、80年代の話が懐かしい。確かに、そういう時代がありましたな。でも、チベットやアフリカなどについては今もよく知られていないのは、少し前までの世界における日本と同じではないかと読みながら思った。フジヤマ、ゲイシャ、ハラキリ程度しか知られていなかった日本が世界に知られるようになったのは、ひとえに日本が世界に出て行ったからだと思う。それらの国々にも自ら行動を起こすことを期待したい。
「日本全国津々うりゃうりゃ」宮田珠己(12.04) 確かにイラストには味わいを感じるが、内容がひどい。コレが物書きの文章だろうかと疑う。連載エッセイのやっつけ仕事をまとめただけの本に1620円もの定価をつけるのは如何なものか。私だったら恥ずかしくて本にしてくれるなと出版社に頼むと思う。この人の初期の本『わたしの旅に何をする。』は勢いがあって間違いなく面白かったが、その後は、う~ん、どうなんだろう。この人の本に何を求めるかで評価は大きく変わるように思う。
「清須会議」三谷幸喜(12.06) 絶対にトップに立ちたい!と念ずれば情熱だけではなく頭もフルに使って二の矢・三の矢と考えて事に当たるべきだ。特に身体能力を競うスポーツなどとは違って戦国時代の国盗りとか、現代の会社の乗っ取りとかであれば頭を使えば使うほど、その成就率は高くなるはずなのに、なぜ一の矢で満足してしまうのか。面倒くさい?できない?挑戦すると心に決めたなら徹底的にやらないと、この「清須会議」での柴田勝家のようになってしまうぞ。イヤ、そもそも人物的に羽柴秀吉の魅力には敵わなかったか?だから盟友・丹羽長秀も去ってしまったと三谷は考えたようだが・・・
「エンプティー・チェア」ジェフリー・ディーヴァー(01.10) 捜査中の事故で肢体不自由者となったリンカーン・ライムと、女性警官ながら銃の腕前とドライブテクニックはニューヨーク市警で一二を争うアメリア・サックスが活躍する第三弾、と言っても13年前の警察小説だが、コレもまた面白かった。舞台となったノースカロライナ州パケノーク郡ってどの辺りだろう?とGoogleの航空写真で捜すと、おおー確かに海沿いはいたるところ沼地が広がっているではないか。小説の雰囲気そのままだな(当たり前か)。しかし、アメリカは病んでいる国だなと改めて思う。撲殺と誘拐の容疑がかかる16歳を追っていた警官が広い草原に出ると、これじゃあ身を隠す場所がない!銃で狙われたらお終いだ!と追跡をためらう場面が出てくるのだが、高校1年生を追っている警官がそんな感想を持つか?日本じゃ考えられないぞ。銃の暴発でも亡くなるが、その結末は・・・・・ ああー、なんて国なんだ、アメリカは。

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Author:yyrn
戌年生まれ。南小泉で生まれ育ち、結婚して榴ヶ岡で賃貸暮らしを始め、子供が生まれて仙台の北の丘陵地帯に移住。強烈な宮城県沖地震を経験し、あまりモノには固執しなかったはずが、一生アパート暮らしも淋しいかと13年前に北の丘陵地帯に中古の家を購入。そこで庭いじりでもしているハズが3月11日に大震災を再び経験。幸い家族や我が家には被害はなかったが2万人が亡くなった大震災だ。この経験を無駄にしてはならないのだが・・・・
*写真は震災前の網地島の白浜海水浴場

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