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借りた本・読んだ本

 今回は“当たり”の本が多かった。

「レイチェル・カーソン いまに生きる言葉」上遠恵子(14.07) 50年前に書かれた『沈黙の春』は農薬などの化学物質による生態系への取り返しのつかない被害を警告した本だ。今でも読み継がれている名著と言われているが、うるさ型のおばさんが正義を振りかざしてヒステリックに告発した本かなと思い、これまで読まずに来たが大きな間違いであることをこの本は教えてくれた。子供時代から自然に親しみ、大学では生物を学び、魚類野生生物局に職を得て、さらに自然に対する造形を深め、自然の素晴らしさを文章にして人気を博したが、その自然を守るために科学万能の世に警鐘を鳴らしたのが『沈黙の春』だった。  
「白菊」山崎まゆみ(14.07) *8月27日に既述。長岡花火大会を育て上げた花火師・喜瀬翁のお話です。
「エドノミクス 歴史と時代劇で今を知る」飯田泰之&春日太一(14.06) 映画やテレビドラマで数多くの時代劇を見てきた者にとっては大変に面白く読めた。乱世を引きずった江戸の初期には「七人の侍」「真田十勇士」「宮本武蔵」が活躍し、体制が確立した三代家光の前後は「柳生一族の陰謀」「大奥」の内部の抗争争いがあって、元禄の繁栄で世が浮かれれば世直しの「水戸黄門」や忠義の「赤穂浪士」が喝采を浴び、江戸時代の中間点では「暴れん坊将軍」吉宗が「大岡越前」とともに世を治めた。次の老中、田沼意次の賄賂政治下では「天下御免」の平賀源内や「剣客商売」の秋山親子「歌麿」らがその庇護の下で活躍した。次の松平定信は質素倹約に努めたが、逆に経済を大きく停滞させ、そんな中でも「鬼平犯科帳」が頑張った。そしていよいよ末期の天保時代は世が乱れアウトローが活躍する。「座頭市」「木枯し紋次郎」「国定忠治」らが名を連ねるが、それを取り締まるのが「遠山の金さん」だったりする。で、幕末には「坂本龍馬」が現れていよいよ日本は世界の舞台へ登場するのだった。
「お風呂と脳のいい話」茂木健一郎×山崎まゆみ(14.06)  対談相手の山崎まゆみの本「白菊」を読んで感銘を受けたので続けて読んでみたが、週刊誌の記事レベル(ところによってはそれ以下)の内容に非常にガッカリした。ただの雑談で、教科書でお世話になった「東京書籍」がこのような本を出すことにショックを受けた。もっとイイ本を作ってください、と声を大にして言いたい。
「外国人が選んだ日本百景」ステファン・シャウエッカー(14.03) 欧米人の視点で紹介されているが、各地の良さは多くの点で日本人にも理解できるものだと思った。ただ、残念なのは、ココに紹介されている100か所は全て知っているのに、私が実際に訪問できたのが32か所にとどまることだ。仕事とはいえスイス人の著者の方が日本各地を見て回っているとは。それも季節を変えて複数回も!非常に残念感がある。少なくとも、クルマで行けそうな東日本はすべて見て回りたいものだ。
「ザ・万字固め」万城目学(13.02) 独特のファンタジー小説を書き、「万城目ワールド」と呼ばれている理由も分かるが、ただ二度読み返したいと思えるような本はあまりなく、以前読んだ「ザ・漫遊記」(10)というエッセイは、やっつけ仕事の典型のような書き飛ばしの小文集で非常にがっかりしたことを覚えている。今回のエッセイ集はまあまあ面白かったが、この作者の場合、締め切りに追われて書く文章はレベルがグッと下がるようなので、老婆心ながら、連載はあまりやらない方が良いのではないかと思う。がっかりするのは三浦しをんのエッセイだけで十分だ(小説は面白いのにエッセイは最悪だから)。
「ぜんぜん酔ってません」大竹聡(12.07) こういう本を読んで時間をつぶすなら野球の本を読むんだったかな。酒飲みオヤジの実態は、ああ、そうそう、といった感じの本。
「仏果を得ず」三浦しをん(07.11) 手慣れたストーリーテーラーの手にかかれば、駅前の便利屋の話だろうが、林業だろうが、辞書作りだろうが、文楽だろうが、なんでもござれなのだろう。読み進める手が止まらない展開へ持ち込む腕前に脱帽である。また、どんな仕事であれ新しい知識や情報を分かり易く提供してくれる点もOkだ。ただ、ちょっと気になるのはどの本でもどこかで一度、現実には起こりそうもない場面を挿入するところで、今回はミラちゃんのお母さんが健の部屋を初訪問時の、なんでそうなるねん、というところだろうか。ココはやりすぎだと思った。まあ大人の寓話なのかな。
「石の猿」ジェフリー・ディーヴァー(03.05) シリーズ第4作目。毎度毎度、スリルとサスペンスとどんでん返しが何度も訪れて読む方は面白いが、しかし、その度にあわやという危険に遭遇しながらも執拗に犯人を追いつめていくニューヨーク市警鑑識課のアメリアは、いくら神がかり的な頭脳を持つ元科学捜査官のリンカーン・ライムが常に背後で見守っているからと言っても、ちょっとありえないくらい大活躍をするのだった。まるで女007で、命がいくつあっても足りないよね、と何度も突っ込みを入れたくなったが、まあシリーズ物のお約束事か。今回も寝不足になった。ああー・・・・ 

PS
 とある古いCDを聴きたくなり、どこかにないかとネットで検索したら県立図書館にあることが分かって初めて借りてきた。ほかにどんなモノがあるのかとついでに見て回ったが、ポピュラーな音楽や映像の資料は貧弱で、仙台市立図書館の方が充実していることが分かった。ただし、その代り、過去の史料映像や効果音などの資料が多く、公立図書館として正しい姿勢を示していると思った。ご立派でござるな。

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Author:yyrn
戌年生まれ。南小泉で生まれ育ち、結婚して榴ヶ岡で賃貸暮らしを始め、子供が生まれて仙台の北の丘陵地帯に移住。強烈な宮城県沖地震を経験し、あまりモノには固執しなかったはずが、一生アパート暮らしも淋しいかと13年前に北の丘陵地帯に中古の家を購入。そこで庭いじりでもしているハズが3月11日に大震災を再び経験。幸い家族や我が家には被害はなかったが2万人が亡くなった大震災だ。この経験を無駄にしてはならないのだが・・・・
*写真は震災前の網地島の白浜海水浴場

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