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野球の本質

 野球を見たこともない人に野球の魅力をどう説明すれば、アメリカや日本で国民的人気を博するスポーツだということを伝えられるか。選手は9人ずつで、バットでボールを打って、などといくらルールを説明してもその面白さは全然伝わらないだろう。そんなとき、なるほどと思わせる文章に巡り合ったので、ここに紹介したい。

 野球というゲームを見たことがない人に野球の試合の見方を説明するのは、継投策や「強打かバントか」について専門的なコメントをすることよりもはるかに深く野球の本質に切り込む必要がある。素人にラディカルな説明をしようとすれば、僕たちはこのボールゲームについて、「フィールドは『フェア(美しい)』か『ファウル(醜い)』のいずれかに分割されている」、「ボールは『生きている』か『死んでいる』かいずれかの状態にある」、「ボールが『生きている』間は『家(ホーム)』に戻る権利がある」、「『ストライク』というのは『打て』という命令であり、この命令に3回違背すると『ストライク』する権利を喪失する」といった表現をしなければならなくなる。そして、こういうラディカルな説明を試みると、このボールゲームがある種の神話的な構造を持っていること、ある種のコスモロジーを体現した宗教儀礼に類したものであることが理解される。「内田樹による内田樹」(13')

 こういう指摘は誠に「目からウロコ」で、50年近く野球を見てきて一度たりともこのように捉えたことはなかったが、一度こうに説明されてしまうと、そうとしか見えなくなるから不思議だ。
 与えられた権利を行使して「ボールが生きている間にホームに帰るためにストライクせよ(打て)」というゲームなのだ、野球というスポーツは。だから、メジャーリーガーはバットを振り回して権利を行使しているんだ。フェアとは「正しい」のではなく、さらに生きられるから「美しい」ことなんだ。ああー、そういうことだったのか。

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Author:yyrn
戌年生まれ。南小泉で生まれ育ち、結婚して榴ヶ岡で賃貸暮らしを始め、子供が生まれて仙台の北の丘陵地帯に移住。強烈な宮城県沖地震を経験し、あまりモノには固執しなかったはずが、一生アパート暮らしも淋しいかと13年前に北の丘陵地帯に中古の家を購入。そこで庭いじりでもしているハズが3月11日に大震災を再び経験。幸い家族や我が家には被害はなかったが2万人が亡くなった大震災だ。この経験を無駄にしてはならないのだが・・・・
*写真は震災前の網地島の白浜海水浴場

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